第36回日本靴医学会学術集会
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会長挨拶

第36回日本靴医学会学術集会会長

第36回日本靴医学会学術集会
会長 早稲田 明生
わせだ整形外科

 
 

はじめに、第36回日本靴医学会を開催させて頂けることに感謝申し上げます。会場は私が小学生のころから大学に進学するまで過ごしたふるさとにある鎌倉芸術館を選ばせて頂きました。医師となってから長い間勤務医として働いてきて、昨年から心機一転開業医となり一変した環境に対応すべく奮闘している毎日です。開業医の身できちんと学会を主催出来るのか、不安を抱えながらも多くの人々に支えられながら現在皆様をお迎えする準備を進めております。

靴は現代人にとって足を保護するため、快適に歩いて移動するため、スポーツをするためにはそのパフォーマンスを上げるため、ファッションが好きな人にはそのトータルコーディネートの重要な一部として欠くことのできないツールです。子供にとっては心身の健康な成長に繋げていくために重要な役割を果たしており、また個々の成長に合わせて適切な靴を選ぶ必要があります。また、体に障害を抱える人にとってはその疾患による症状を緩和させたり、治癒に導いたりするために欠かせないものであります。

ところでスポーツ業界ではスポーツにおけるパフォーマンス、快適性の向上を目的として靴の研究、努力がなされて来ました。他の靴の業界でもそれぞれ同じように研究と努力がなされて来たと思います。それらの成果を私のような一般人も享受できる一方、医療業界では体に障害を持つ人に対しての治療のツールとしての靴(装具)の研究、開発がなされてきました。最近では靴に取り付けた各種センサーによって、移動距離やタイムだけでなく、ストライドや着地の仕方といった歩き方の癖に加え筋肉の衰えを検知することが出来るような機能を持ったスマートシューズが各社から相次いで発表されています。

高齢化が進んだ現在、健康増進や健康寿命を伸ばすためよりいっそう靴の重要性は高まってきています。そして、障害とまではいかなくても生活に支障を感じている方に医療業界での研究成果が生かされたり、また障害を持った患者さんに対しても健常人における靴の研究成果が生かされたりすることがあるはずです。すなわちこれからは主に健常人を対象としてきたスポーツ、靴業界、障害を持った人を対象としてきた医療業界がそれぞれ蓄積してきた研究成果を業界の垣根を越えて結集して、より高いレベルであらゆる人の望みに応えることが求められていきます。

本学会のテーマは「人と靴との調和への挑戦」とさせて頂きました。残念ながらコロナ禍でこの二年間現地開催が叶いませんでしたが、今年こそ鎌倉の地で皆様と直接お会いして靴や装具にかかわる方々の全ての力を結集できるようなディスカッションをお聴きできることを楽しみにしております。

2022年4月吉日

 
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